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シュネー・ヴァイス [日々ノ出来事]

私は出勤時、朝8時頃に出かける両親と共に家を出る。

8時前のNHKの天気予報を見ていた父が、「あと1時間もしたら雪降って積もるで。」と言った。それから1時間後、京都に向かう特急列車の中から見える景色が変わった。何やら白いものが飛んでいる。

――吹雪だ!

父の言ったことは本当であった。うちの父は天気をよく当てる。一体何者なのか…。

今日は雪が降るほど寒かったのに、手袋を忘れてしまった。さすがに我慢できないだろうと思ったので、駅構内にあるちょっとした雑貨屋さん(?)で、1500円の間に合わせ手袋を購入。このお店、出来た当初は「ここでは買うもんないよなー…」と思っていたのだが、今回のような『間に合わせ』にはモッテコイである。例えばコンビニで売っている手袋は、デザインもなにも無い上に、間に合わない。質も結構お粗末なものなのだ。だから、今ではこのお店も重宝している。

傘も持っていなかったのだが、傘に関してはコンビニのビニール傘でいいやと思い、そこでは買わなかった。その雑貨屋さんの隣にコンビニがあったのだが、コンビニで買うものが他にもあり、それが重いものだったので、事務所へ行くまでの間のコンビニで買うことにした。実はこれは軽く失敗であった。

最寄り駅に着き、雪が降る中を小走りで進んだ。コンビニが思っていたより遠かった!コートに雪を吸着させながら、やっとこさ着いたコンビニで、傘を購入。清算後すぐに、消耗品Tが切れていたことを思い出し、購入。店を出る間際に、もう一つ買うべき物を思い出して、店の奥へと引き返した。…なにやってんだ、アタシ。最後に購入したものが、重いものでした。牛乳1リットルパック。普段はスーパーで2本買うのだが、ちょっとでも楽をしようと、今日はコンビニで1本。

やっとこさ事務所に着き、朝のミルクティーを淹れた。この時はまだ降り始めた時で、降っていた雪もベタッとしたものだった為、そんなに積もらないだろうと思っていた。

ランチに出る際、窓の外を確認してみた。

――雪国だ!

…と言っても、10センチも積もっていなかったと思うが、洛中では矢張り稀有なこと。仕方なく、傘をさしてランチにくり出した。その帰り、走り去る暴走タクシーに罵声を浴びせる羽目になったりする。狭いけど見通しのいい道を、傘をさしている歩行者がいるにも関わらず、スピードを出しくさりやがったタクシーがいたのであった。地面はベチャベチャの雪。何とか除けきったけど、もうちょっと遅かったら被害を被っていた。本当は、ナンバーを控えてタクシー会社にゴニョゴニョしたかったのだが、そんな余裕すらなかったのが悔やまれる。

午後、ボスが出社。『今日は19時がきたら直ぐ帰りや!』と言われる。雪で電車がどうなるか分からなかったからだ。19時になり、言われた通り一通り片付けなどを済ませ、19時半頃に事務所を出た。

電車は特に混乱などはなく、すんなりと帰宅。少し早く帰宅できたので、やっとチョコ削りができた。チョコ作りで一番大変なのがこの作業である。今年は、合計5キロ程のチョコを削ることになりそうだ。


タイトルの『シュネー・ヴァイス』とは、ガンダムのモビルスーツの名前ではなく、ドイツ語の『白い雪』。schnee(シュネー)が「雪」、weiss(ヴァイス)が「白い」。因みに、私のサブリヴ(ムグリ)の名前もシュネーヴァイスである。
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